ベッテルとアロンソの比較 【決勝レースver.】

サイト名:
F1のこと色々分析


サイトの説明

F1の次のレースや開幕が待ち遠しくていつも色々と妄想しているのですが、F1のアーカイブデータを使って遊んでみたくてこのサイトを作りました。 F1ドライバーの能力比較・類推が基本テーマです。おかしな内容の解析もあるかもしれませんが、遊び心をご理解いただき、楽しんで見ていただければ幸いです。


プロフィール

関西在住のサラリーマンです。F1はセナプロ時代から観始めましたが、セナの事故のショックで数年間遠ざかることもありました。現在はやはり日本人ドライバーの 小林可夢偉の復帰・活躍を願ってやみませんが、最近のお気に入りドライバーはルイス・ハミルトンです。

著者 POORFAT


アクセスカウンター

【予選の時と同じようなことを試みてみました】


前回の記事


ベッテルとアロンソの比較を無理やり数値化


にてそれぞれのチームメイトとの予選勝敗成績をどんどんつなげていって、勝率を係数に置き換えて、


『ベッテルとアロンソの関係を無理やり数値化する』


ということをやってみましたが、結果はベッテルに有利な結果となりました。


今度は同じことを、【決勝レース結果のチームメイト間勝敗データ】に基づいてやってみようということであります。。。


勝率を係数に置き換えるところは予選の時と同じにしています。


ちなみに、予選の時も同じですが、対戦成績のデータは、ドライバー間で10回以上の対戦データがあるものだけを使っています。


2勝1敗とか、3勝0敗とか、あまりにも回数が少ないとちょっと秩序がなさすぎる感じになるので、、、


まあ、この取組み自体が私の勝手な考えでやっているので、さじ加減なんですけどね(汗


勝率と係数の関係は以下の通りです。



勝率の範囲 係数
95% < 勝率  1.5
85% < 勝率 ≦ 95%  1.4
75% < 勝率 ≦ 85%  1.3
65% < 勝率 ≦ 75%  1.2
55% < 勝率 ≦ 65%  1.1
45% ≦ 勝率 ≦ 55%  1
35% ≦ 勝率 < 45%  1/1.1
25% ≦ 勝率 < 35%  1/1.2
15% ≦ 勝率 < 25%  1/1.3
5% ≦ 勝率 < 15%  1/1.4
勝率 < 5%  1/1.5


ドライバーAがドライバーBに100%勝利し、ドライバーBがドライバーCに100%勝利すると、ドライバーAとドライバーCの関係は1.5×1.5=2.25になるということで、そのくらいの数値が出るとよっぽどということになりますね。


反対にドライバーAがドライバーBに100%勝利し、ドライバーBがドライバーCに一度も勝てない(勝率0%)と、ドライバーAとCの関係は、1.5×1/1.5=1となって、同じ実力を持っているとみなす、ということになります。


これをベッテルの対戦データ(といってもマーク・ウェバーだけになるんですが)をどんどんつなげていって、アロンソにたどり着いたところで係数をかけ合わせて数値を出すということになります。


予選の時と同じように、ベッテルとアロンソを結びつけるチームメイトのルートを最高6人分つながるところまで探すと、33通りあります。


この33通り全てについて2人の優劣を示す数値を計算してみました。右側の数値は高いほどベッテルが優位、低いほどアロンソが優位、ということになります。



勝率 vs 1人目 勝率 vs 2人目 勝率 vs 3人目 勝率 vs 4人目 勝率 vs 5人目 勝率 vs 6人目 数値
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 69%,マッサ 16%,アロンソ 1.11
70%,ウェバー 58%,ロズベルグ 47%,ハミルトン 41%,アロンソ 1.2
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 57%,ライコネン 48%,マッサ 16%,アロンソ 1.02
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 69%,マッサ 22%,フィジケラ 18%,アロンソ 0.85
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 67%,フレンツェン 45%,トゥルーリ 48%,アロンソ 1.44
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 70%,ビルヌーブ 28%,マッサ 16%,アロンソ 0.92
70%,ウェバー 58%,ロズベルグ 60%,ブルツ 47%,フィジケラ 18%,アロンソ 1.12
70%,ウェバー 58%,ロズベルグ 63%,シューマッハ 71%,マッサ 16%,アロンソ 1.34
70%,ウェバー 67%,クルサード 46%,ライコネン 48%,マッサ 16%,アロンソ 1.11
70%,ウェバー 64%,クリエン 36%,クルサード 46%,ライコネン 48%,マッサ 16%,アロンソ 0.92
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 57%,ライコネン 48%,マッサ 22%,フィジケラ 18%,アロンソ 0.78
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 67%,フレンツェン 45%,ビルヌーブ 28%,マッサ 16%,アロンソ 0.92
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 70%,ビルヌーブ 55%,フレンツェン 45%,トゥルーリ 48%,アロンソ 1.44
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 70%,ビルヌーブ 63%,パニス 40%,トゥルーリ 48%,アロンソ 1.44
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 70%,ビルヌーブ 33%,バトン 29%,フィジケラ 18%,アロンソ 0.77
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 70%,ビルヌーブ 33%,バトン 57%,トゥルーリ 48%,アロンソ 1.32
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 70%,ビルヌーブ 33%,バトン 45%,ハミルトン 41%,アロンソ 1.09
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 70%,ビルヌーブ 28%,マッサ 22%,フィジケラ 18%,アロンソ 0.71
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 55%,ペトロフ 53%,コバライネン 69%,フィジケラ 18%,アロンソ 1.11
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 55%,ペトロフ 53%,コバライネン 32%,ハミルトン 41%,アロンソ 0.91
70%,ウェバー 50%,ハイドフェルド 55%,ペトロフ 53%,コバライネン 68%,トゥルーリ 48%,アロンソ 1.44
70%,ウェバー 58%,ロズベルグ 60%,ブルツ 47%,フィジケラ 78%,マッサ 16%,アロンソ 1.45
70%,ウェバー 58%,ロズベルグ 63%,シューマッハ 71%,マッサ 22%,フィジケラ 18%,アロンソ 1.03
70%,ウェバー 58%,ロズベルグ 47%,ハミルトン 68%,コバライネン 69%,フィジケラ 18%,アロンソ 1.46
70%,ウェバー 58%,ロズベルグ 47%,ハミルトン 68%,コバライネン 68%,トゥルーリ 48%,アロンソ 1.9
70%,ウェバー 58%,ロズベルグ 47%,ハミルトン 55%,バトン 29%,フィジケラ 18%,アロンソ 0.85
70%,ウェバー 58%,ロズベルグ 47%,ハミルトン 55%,バトン 57%,トゥルーリ 48%,アロンソ 1.45
70%,ウェバー 67%,クルサード 27%,ヒル 53%,ビルヌーブ 28%,マッサ 16%,アロンソ 0.77
70%,ウェバー 67%,クルサード 27%,ヒル 57%,シューマッハ 33%,フィジケラ 18%,アロンソ 0.85
70%,ウェバー 67%,クルサード 27%,ヒル 57%,シューマッハ 47%,トゥルーリ 48%,アロンソ 1.32
70%,ウェバー 67%,クルサード 27%,ヒル 13%,フレンツェン 45%,トゥルーリ 48%,アロンソ 0.86
70%,ウェバー 67%,クルサード 46%,ライコネン 43%,ハイドフェルド 69%,マッサ 16%,アロンソ 1.21
70%,ウェバー 67%,クルサード 46%,ライコネン 48%,マッサ 22%,フィジケラ 18%,アロンソ 0.85


結果は、、、ベッテルの20勝13敗で、値の平均値は『1.12』でした。


予選の22勝9敗、1.15よりも若干近づきましたが、ベッテルに有利な数字となりました。


まあ、ベッテルは決勝も強いわけで、、、隙のないドライバーということなんでしょうが、この結果に大きく貢献しているのはやっぱりマーク・ウェバーの優秀な成績あってのことと言えますけどね。


この組み合わせはアロンソにとって不当な結果なのか、本当にベッテルの方が速いということなのか、答え合わせをすることはできませんけどね(笑


こういう数値の出し方をしたときに、ベッテルに対して優位な数値をたたき出せるドライバーは果たしているんでしょうか?


今度はそんなことを検討してみたいと思います。



作成日 2013年11月7日


【関連記事一覧】


ベッテルとアロンソの比較を無理やり数値化

ベッテルとアロンソ、どっちが速いの?(予選)

ベッテルに対して優位なドライバーはいるの?(予選)



トップページへ


inserted by FC2 system