ベッテルとアロンソの比較を無理やり数値化

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F1のこと色々分析


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F1の次のレースや開幕が待ち遠しくていつも色々と妄想しているのですが、F1のアーカイブデータを使って遊んでみたくてこのサイトを作りました。 F1ドライバーの能力比較・類推が基本テーマです。おかしな内容の解析もあるかもしれませんが、遊び心をご理解いただき、楽しんで見ていただければ幸いです。


プロフィール

関西在住のサラリーマンです。F1はセナプロ時代から観始めましたが、セナの事故のショックで数年間遠ざかることもありました。現在はやはり日本人ドライバーの 小林可夢偉の復帰・活躍を願ってやみませんが、最近のお気に入りドライバーはルイス・ハミルトンです。

著者 POORFAT


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【複雑な対戦成績の組み合わせを頭で整理するのは大変ですので】


先日の記事、


ベッテルとアロンソ、どっちが速いの?(予選)


にてそれぞれのチームメイトとの予選勝敗成績から、チームメイトの輪を広げてセバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソを何とか比較しようと試みていたわけなんですが、まあ結局はっきりした結論など得られるわけでもないんですが、いちいち


ベッテルがウェバーに勝ってて、ウェバーはロズベルグに勝ってるから、、、


と考えていくのはややこしくて面倒な部分がありました。


ま、どうせはっきりしたことは言えないのなら、せめて自分が勝手に優劣をつけるときにはわかりやすくしたいということで、何とか両者の関係性を数値化できないかと考えたわけです。。。


例えば、、、


  ベッテルはウェバーに勝率75%


  ウェバーはロズベルグに勝率72%


  ロズベルグはハミルトンに勝率41%


  ハミルトンはアロンソに勝率59%


という流れがあったとして、ベッテルからアロンソまではO、O、X、Oということでベッテルに有利な感じがするわけですが、それぞれのOとかXを何らかの係数に置き換えて、乗算してみれば優劣の指標になる数値が出るのでは?ということで、



勝率の範囲 係数
95% < 勝率  1.5
85% < 勝率 ≦ 95%  1.4
75% < 勝率 ≦ 85%  1.3
65% < 勝率 ≦ 75%  1.2
55% < 勝率 ≦ 65%  1.1
45% ≦ 勝率 ≦ 55%  1
35% ≦ 勝率 < 45%  1/1.1
25% ≦ 勝率 < 35%  1/1.2
15% ≦ 勝率 < 25%  1/1.3
5% ≦ 勝率 < 15%  1/1.4
勝率 < 5%  1/1.5


のような感じで係数を設定してみました。あんまり差が付きすぎる設定にしてもちょっと、、、ということで、マイルドな感じで(汗


こうしてみると、先ほどの例でも単一の数値として表すことができます。


ベッテルのvsアロンソ数値 = 1.2 × 1.2 ÷ 1.1 × 1.1 = 1.44


ということで、1を超えていますので、ベッテルの方がアロンソに対して優位な数値が出ていると言えると思います。


当然ですが、ベッテルとアロンソを結びつけるチームメイトのルートはたくさんありまして、6人分つながるところまで探すと、33通りあります。


この33通り全てについて上記のような数値を算出し、その平均を求めることで2人のドライバー間の優劣をつけてみれば面白いんじゃないかと勝手に思っています。。。


ちなみに33通りの組み合わせを出しますと以下のようになります。



1番目,勝率 2番目,勝率 3番目,勝率 4番目,勝率 5番目,勝率 6番目,勝率 数値
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 マッサ,69 アロンソ,24 1.22
ウェバー,75 ロズベルグ,72 ハミルトン,41 アロンソ,59 1.44
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 ライコネン,59 マッサ,43 アロンソ,24 1.02
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 マッサ,69 フィジケラ,39 アロンソ,27 1.2
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 フレンツェン,59 トゥルーリ,33 アロンソ,52 1.21
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 ビルヌーブ,42 マッサ,37 アロンソ,24 0.84
ウェバー,75 ロズベルグ,72 ブルツ,94 フィジケラ,27 アロンソ,27 1.4
ウェバー,75 ロズベルグ,72 シューマッハ,74 マッサ,72 アロンソ,24 1.6
ウェバー,75 クルサード,86 ライコネン,37 マッサ,43 アロンソ,24 1.07
ウェバー,75 クリエン,81 クルサード,47 ライコネン,37 マッサ,43 アロンソ,24 0.99
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 ライコネン,59 マッサ,43 フィジケラ,39 アロンソ,27 1
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 フレンツェン,59 ビルヌーブ,30 マッサ,37 アロンソ,24 0.85
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 ビルヌーブ,42 フレンツェン,70 トゥルーリ,33 アロンソ,52 1.2
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 ビルヌーブ,42 パニス,62 トゥルーリ,45 アロンソ,52 1.32
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 ビルヌーブ,42 バトン,47 フィジケラ,24 アロンソ,27 0.77
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 ビルヌーブ,42 バトン,47 トゥルーリ,29 アロンソ,52 1
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 ビルヌーブ,42 バトン,47 ハミルトン,31 アロンソ,59 1.1
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 ビルヌーブ,42 マッサ,37 フィジケラ,39 アロンソ,27 0.83
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 ペトロフ,27 コバライネン,40 フィジケラ,59 アロンソ,27 0.92
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 ペトロフ,27 コバライネン,40 ハミルトン,29 アロンソ,59 0.92
ウェバー,75 ハイドフェルド,64 ペトロフ,27 コバライネン,40 トゥルーリ,65 アロンソ,52 1.1
ウェバー,75 ロズベルグ,72 ブルツ,94 フィジケラ,27 マッサ,61 アロンソ,24 1.42
ウェバー,75 ロズベルグ,72 シューマッハ,74 マッサ,72 フィジケラ,39 アロンソ,27 1.57
ウェバー,75 ロズベルグ,72 ハミルトン,41 コバライネン,71 フィジケラ,59 アロンソ,27 1.44
ウェバー,75 ロズベルグ,72 ハミルトン,41 コバライネン,71 トゥルーリ,65 アロンソ,52 1.73
ウェバー,75 ロズベルグ,72 ハミルトン,41 バトン,69 フィジケラ,24 アロンソ,27 1.01
ウェバー,75 ロズベルグ,72 ハミルトン,41 バトン,69 トゥルーリ,29 アロンソ,52 1.31
ウェバー,75 クルサード,86 ヒル,32 ビルヌーブ,81 マッサ,37 アロンソ,24 1.27
ウェバー,75 クルサード,86 ヒル,32 シューマッハ,38 フィジケラ,41 アロンソ,27 0.96
ウェバー,75 クルサード,86 ヒル,32 シューマッハ,38 トゥルーリ,30 アロンソ,52 1.06
ウェバー,75 クルサード,86 ヒル,32 フレンツェン,13 トゥルーリ,33 アロンソ,52 0.83
ウェバー,75 クルサード,86 ライコネン,37 ハイドフェルド,41 マッサ,69 アロンソ,24 1.28
ウェバー,75 クルサード,86 ライコネン,37 マッサ,43 フィジケラ,39 アロンソ,27 1.05


ベッテルはアロンソにつながるチームメイトがウェバーしかいませんので偏っている感じもしますが、もっとチームメイトの関係が複雑になってくればより平均化された数値が出てくるのではないかと思います。


今回の結果についていえば、ベッテルはこれまでチームメイトを予選で食いまくってきたウェバーに対して75%という高い勝率を保持していることがかなり大きいですね。実際ウェバーに対して75%は相当すごいと思いますしね。。。


2番目のカラムを見ればわかると思いますが、ウェバーはベッテル以外には全て勝っていますからね~ 相手のレベルも全然低くないと思えますし!


あ、ということで、この33通りの組み合わせはベッテルの 【22勝9敗2引き分け】 で、平均値は 『 1.15 』 でしたので、やっぱりベッテルがやや優位にあるといえそうですね。


まあ、本当のところはどうなのかについては実際二人が同じ車で走る場面を見ないとわからないわけですが、F1においては難しいことですので、こんな感じで数字遊びしてみるのも面白いんじゃないかと個人的には思っております。これを見て不愉快になる方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで遊びですので、寛大なお心でご容赦いただければと思います。。。


こういうやり方で、他のドライバー、特に絶対比較できないようなドライバー間の優劣を考察できれば面白いかなと思っています。



作成日 2013年11月6日


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